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2016.08.21 Sunday | -
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うたうたい・大高ひろみの日々のつぶやき。
趣味のネイルもアップ☆
2016.08.21 Sunday 12:42 | 徒然日記
ブログには久し振りの投稿になります。私事ではございますが、皆様にご報告があって、ブログにしました。
本題のご報告の前に、これまた私事ではございますが、少しお話を。
7月上旬。母が末期の肺癌、リンパにも転移していると診断されました。その時に宣告された余命は「早くて数週間。治療しても体力が保たず、夏を越えられないだろう」と。
母は「辛い治療を受けてたいした効果も望めないのであれば治療はせず、自宅で普通に過ごしたい。自宅で最期を迎えたい」と希望したと、その日のうちに電話で連絡を受けました。
何の因果か、「生まれ変わっても母の子に生まれたいなぁ」と自転車を漕ぎながら唐突に思った、その翌日のこと。足下が崩れ落ちる様な感覚でした。
伯父や伯母が亡くなって葬儀に参列する度に、覚悟をしなければいけないと思っていました。でも、実際に眼前に突きつけられてみると、その恐怖たるや、とても想像が付かないものでした。
理屈ではわかっているつもり。でも、なんとなくどこかで「親がいなくなることなんてない」と思っている。信じたくないんですよね。
肺癌は痰と咳が主な自覚症状です。母は元々咳と痰が日常的に出ていた人なので、見落としてしまいました。酷くなっていくそれらの症状や、リンパからくる痛みを緩和する為にかかった小さな病院で、週末期看護のプランについてたずねられ、自宅でとしか考えていないと答えたら、自宅で手におえなくなった時の為にと、別な病院を紹介されました。
紹介された先生は第一声で「まだ若いのに、何もしないなんてもったいない。出来ることを探しましょう。」と言ったそう。期せずしてセカンドオピニオンになりました。
結果、母は今抗がん剤治療を受けています。出来るだけ負担を軽くした処方で、通院で受けられる治療で、うまくいけば余命を年単位で考えられる。そんな感じの説明を丁寧にして下さって、母も納得したので受けています。
取り留めない文章になってしまいましたが、皆様にはご自身のご家族、ご両親との関係をよく見つめ、いつかくる別れの日のことを真剣に考えてみて欲しいなと思います。「親孝行したい時には親は亡し」と申します。お金や物、あるいは側にいることが親孝行とは限りません。
私は、「見送る時に故人に恥をかかせる様な生き方をしない」「自分自身が故人に対して思い残すことがない見送りをしたい」と、そんな風に思っています。今は可能な限り会っておかなければ絶対後悔すると思っているので、時間と体力とやるべきことの配分をしながらちょこちょこ帰省をしている昨今です。
さて、前置きが長くなりましたが本題です。
7月吉日、母に証人になってもらって、長年側で支え続けてくれている男性と入籍いたしました。
いずれは結婚とお互いに心に決めていましたし、両方の両親にも結婚前提の挨拶は済ませていたのですが、彼の仕事が落ち着くまで…とのんびり構えていたら随分と年月が経っていました。どちらの両親も急かす様なことはなかったですが、本心ではやきもきしていたと思います。
現代は様々な"結婚"のカタチがあると思いますが、私も両親もやはりひとつのけじめとしての入籍を望んでいました。ようやく彼の仕事が落ち着くメドが見えてきて「そろそろ…」と思い始めた頃に待ったなしの差し迫った状況に至り、まだ忙しいのは承知の上で彼にお願いし、受け入れてもらった次第です。
こうして写真を撮ることも出来ました。
また、私達のことを知っている方達にも同様にご心配をおかけしていたと思います。出来るだけ電話やメールではなく直接ご報告をしたいと考えておりましたが、こういった形でのご報告となりますこと、母に免じてお赦し頂ければ幸いです。
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